こんにちは、ぐぅです。
今回はデザインの勉強に役立った、おすすめの本をご紹介します。
なるほどデザイン 目で見て楽しむデザインの本 著者:筒井美希
すでに有名な本なのでご存知の方も多いと思いますが、
おすすめの1冊なので、内容をご紹介したいと思いました。
私自身、デザインを0から学ぶ上でとても役に立ちました!
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はじめに
著者の筒井美希さんは、武蔵野美術大学出身で
雑誌・書籍・広報誌・カタログ・学校案内・Webサイトなどを
幅広く手がける、アートディレクター/デザイナーさんです。
刊行されたのは2015年ですので、発売から8年ほど経ちますが
現在も増刷され続ける大人気の本です。
表紙に描かれたNotitakeさんのイラストが印象的。
白の背景に太めの線で描かれた、何とも言えない表情が目を引きます。
私もこの書籍を書店で見た時、まずは表紙のイラストに惹かれて手に取り、
ページをめくりました。
どんなことが書かれているの?
こちらの本は3つのChapterで構成されています。
デザインに取り掛かる前に整理しておく事柄や
整理された内容に適したデザイン・レイアウトが提示されています。
また、ゼロの状態から1紙面のデザインができるまでの
6つの工程についても紹介されています。
この章を読んだ時、「デザインってこうやってやるんだ。」と
全体像をイメージすることができて、すごくワクワクしたのを覚えています。
紹介されている7つの道具は、以下の通りです。
あえて難しい単語や専門用語を使わず、
初心者の読み手でもイメージしやすいキャッチーな道具名です。
7つ道具は、デザインをする上での着眼点として、
デザインを改善するためのチェックポイントとして使います。
それぞれの道具についても個別に説明されているのですが、
説明ページは、紙面のレイアウトや配色が個別に変えられていて
新鮮な気持ちで読み進めることが出来ます。
写真やイラストも多く、とてもわかりやすいです。
7つ目の道具として「愛」が挙げられている点に
筒井さんの、デザインやクライアント・お客さんに対する愛情を感じます。
技術があっても、心がなければいいデザインが出来ないんだと
教えられたように思います。
最後のChapterでは、デザインに欠かせない
文字組みや文章、配色、構図などに関して学ぶことが出来ます。
普段は耳にすることのない、デザインに関する単語も登場しますが、
こちらもビジュアルなどを用いて理解しやすいように配慮されています。
グラフとチャートの使い方・見せ方に関する内容もあり、
デザイナーだけでなく資料作成の際など、
他の職種の方にも実用性があると思います。
まとめ
全体的には図やイラストが多く、
紙面のデザインも工夫がされているのでとても読みやすいです。
デザインに関して、タイトル通り「なるほど〜」と思う内容ばかりで
何度も読み返しています。
これからデザインを学ぶ方、
お仕事で使う資料のデザイン力を上げたい方など
幅広い方に役立つ本だと思います!