こんにちは、ぐぅです。
皆さんはこれまで、理学療法士と出会ったことがありますか?
病院やクリニックでのリハビリで出会うケースが多いと思いますが、
全国の理学療法士は、いったいどこで働いているのでしょう?
今回は、理学療法士がどんなところで働いているのか、活躍の場をご紹介します!
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理学療法士の勤務先・職場分布
日本理学療法士協会の統計情報によれば、
2022年3月末時点での全国の理学療法士は合計133,133人となっています。
以下で勤務先の内訳を見てみましょう。
施設 | 人数(人) |
---|---|
医療施設(病院・診療所) | 85,047 |
医療福祉中間施設(介護老人保健施設・老人デイサービスなど) | 8,456 |
老人福祉施設(特別養護老人ホーム・介護付き有料老人ホームなど) | 2,218 |
地域包括支援センター | 777 |
身体障害者福祉施設(身体障害者療護施設・身体障害者福祉センターなど) | 207 |
児童福祉施設(肢体不自由児施設・重症心身障害児施設など) | 837 |
精神障害者社会復帰施設(精神障害者生活訓練施設など) | 4 |
知的障害援護施設 | 11 |
障害者自立支援施設(指定障害者福祉サービス事業所など) | 114 |
教育・研究施設(特別支援学校・教育・研究施設) | 2,875 |
行政関係施設(市・保健所など) | 371 |
健康産業施設(スポーツ関係施設・フィットネス施設) | 109 |
不明 | 135 |
海外 | 110 |
自宅 | 28,115 |
その他(介護サービス企業・リハ関連企業など) | 3,747 |
結果からわかること
現在、最も多くの理学療法士が働いている職場は、医療施設だということがわかります。
意外にも2番目に多いのは自宅会員という結果になりました。
自宅会員を除いた全会員のうち、医療施設で働いている人の割合は、
全体の約81%になる計算です。
やはり、理学療法士のほとんどは病院や診療所で働いているのですね。
また、介護老人保健施設などの介護部門でも多くの理学療法士が活躍しているようです。
割合としても少ないものの、一般企業で働く理学療法士もいますね。
勤務先は多岐に渡っています。
同じ理学療法士でも、病院か、行政か、一般企業かなど
働く場所が違えば役割も働き方も異なります。
勤務先の多様性から、
「理学療法士は様々な選択肢を持って活躍できる」ということが言えるのではないでしょうか。