こんにちは、ぐぅです。
今回は、Adobe Certified Professionalの資格について
私の経験と所感を書いていきたいと思います。
Adobeには色々なソフトがありますが
デザイン業務に欠かせないソフトといえば、
やはりIllustratorとPhotoshopですよね。
デザイン職以外の方も、「イラレ」「フォトショ」という言葉を
目にしたことがあるかもしれません。
今後、WEBデザイナーやグラフィックデザイナーとして
就職を考えている方の中には、就職に活かすために
Adobe Certified Professionalを取得しようか
迷われている方もいるのではないでしょうか。
私が取得した資格について
私は、求職者支援訓練を受けてWEB・グラフィックデザインを学びました。
そして、訓練期間中に以下の2つの資格を取得しました。
1つ目は、Illustratorの基礎知識・基本的な操作方法や
グラフィックの利用に関するルールなどについて出題される、
【Graphic Design & Illustration using Adobe Illustrator 2020】。
2つ目は、Photoshopの基礎知識・基本的な操作方法や
デザインプロジェクト要件の設定や画像利用に関するルールなどについて出題される
【Visual Design using Adobe Photoshop 2020】です。
この2つの資格を取得した上で、就職活動に臨んだ結果を
私の経験と個人的な所感を交えて、ご紹介したいと思います。
就職活動では武器にならなかった
率直に言うと、就職活動においては
【Graphic Design & Illustration using Adobe Illustrator 2020】と
【Visual Design using Adobe Photoshop 2020】の資格は
強みになりませんでした。
なぜそう思うのかと言うと、
私は合計50件ほどの求人に応募したのですが
50社のうち9割が書類審査で不採用となり、
面接に進んだ時にもAdobe Certified Professionalの資格には
1度も触れられたことがなかったからです。
(初めて採用をもらった会社では、どちらかと言うとTOEICの成績を評価されました。)
もし、資格を取得していることが有利に働いていたら、
書類審査でも資格が評価され、合格率がもう少し上がったのではないかと思います。
ただ、受験する前に学校の先生から
「過去に、この資格を持っていたことで就職が決まった生徒もいる。」
と聞いたので、応募先によってはメリットとして見てもらえることもあるのだと思います。
私自身は、それを期待したわけではなかったのですが
「資格がないよりはあったほうがいいだろう!」という考えもあり
受験を決めました。
就職活動には活かせなかったが、ムダではない
就職活動は難航したのですが、
資格取得は、ムダではなかったと思います。
と言うのも、受験勉強を通して基本操作や知識を学ぶことができた
と思うからです。
作品の自主制作や自主学習だけでは、多くの範囲を網羅することが難しいですし
使うソフトの操作も限定されると思います。
受験を理由に、ある意味必要に迫られて
IllustratorとPhotoshopの基本操作を全般的に勉強できたのは
良かったと思います。
結論
【Graphic Design & Illustration using Adobe Illustrator 2020】と
【Visual Design using Adobe Photoshop 2020】の資格は
就職において強みになるとは言い難いと思います。
(※なかには、強みとして評価してくれる企業もあるようです。)
ただ、基本的な技術と知識を学んで身につけるためには
「受験」自体が良い機会になると思います。
就職活動では、ポートフォリオの作品の質も
とても重要だと思いますので、
受験勉強の時間と制作の時間のバランスを見て
受験するかどうか検討するのがいいのではないかと思います。
また、基本操作や知識に不安がある方は
自信を持つためにも受験をオススメします。