方言なんだ!北海道でよく使う言葉

こんにちは、ぐぅです。

今回は北海道の方言についてご紹介します。

私は北海道出身なのですが、

引っ越しをして関西にも2年ほど住んでいました。

北海道にいる時はなんの違和感もなく使っていた言葉が

地元を出たことで、初めて周りに指摘されて

方言なのだと気づき、驚きました。

今回は、北海道でもよく使われる方言をご紹介したいと思います。

北海道の方言

方言を話している写真

※実は方言だったと知って、私が驚いた度合いを数値化してみました。

したっけ、したら  (驚き度:3)

意味

じゃあ、そしたら

例文

1.「今日は雨の予報だ。」「したら傘持ってったほうがいいね。」

→「今日は雨の予報だ。」「それなら傘を持って行ったほうがいいね。」

2.「昨日スーパーに行ったんだ、したっけ、これ半額になってたんだわ。」

→「昨日スーパーに行ったら、これが半額になってたんだよ。」

3.「したっけ、また明日ね〜!」

→「じゃあ、また明日ね〜!」

挨拶や接続詞として使う言葉です。

「したっけね」、「したっけさぁ」などの使い方もします。

しばれる  (驚き度:3)

意味

とても寒い、凍りつく

例文

・「今日は-10℃だって!しばれるね〜。」

→「今日は-10℃だって!すごく寒いね〜。」

とっても寒い時、かじかむような寒さの時に「しばれる」を使います。

単純に「寒い」もよく使います。

まかす  (驚き度:3)

意味

こぼす

例文

1.「そんなにいっぱいまで入れたら、まかすよ。」

→「そんなにいっぱい入れたら、こぼすよ。」

2.「醤油まかしちゃった。」

→「醤油をこぼしてしまった。」

固体にはあまり使わず、液体をこぼしてしまった時に使います。

〜さる、〜さった  (驚き度:4)

意味

わざとではないが、そうなってしまった

例文

1.「壁によっかかってたら、スイッチおささった。」

→「壁に寄りかかっていたら、スイッチを押してしまった。」

2.「隣に置いてたっけ、こっちにも書かさっちゃった。」

→「隣に置いていたら、こちらの用紙にも書いてしまった。」

故意ではないことを強調したいときによく使います。

「不可抗力が働いて…」という意味を含めている感じがします。

「そうしたいわけじゃなかったんだけど、」という前置きを、

「〜さった」と言い換えられるので、とても便利です。

なんも  (驚き度:4)

意味

大丈夫、全然

例文

1.(誰かに謝られたりして)「なんも気にしないで。」

→「全然気にしないで。」

2.「なんも痛くないよ。」

→「全然痛くないよ。」

謙遜するときなど、「なんもなんも」と繰り返して使うこともあります。

お礼を言われたり、謝られたときに「なんもだよ。」と

返答して使うこともできます。

うるかす  (驚き度:5)

意味

水につける

例文

1.「後で洗うから、鍋うるかしといて!」

→「後で洗うから、鍋を水につけておいて!」

2.「お米は、炊く前にしばらくうるかします。」

→「お米は、炊く前にしばらく水につけておきます。」

だいたい、この例文のような使い方が多いです。

方言だと知ったとき、標準語でなんと言い換えればいいのかわかりませんでした。

そのくらい生活に浸透していた方言です。

むよか  (驚き度:5)

意味

6日

例文

・「次の会議はむよかにしましょう。」

→「次の会議は6日にしましょう。」

標準語では「6日」を「むいか」と言いますが、

北海道の方言では「むよか」と言います。

関西でこの方言を使ったとき、使うたびに「6日ですか?8日ですか?」と聞き返され

初めて「むよか」では通じないのだと知りました。

おわりに

今回ご紹介した方言は、日常でよく使っていました。

複雑なニュアンスを短く表現できるものもあり

この言葉に慣れている私としては、とても便利に感じます。

また、気づいた方言があったらご紹介したいと思います!

ここまで読んでくださり、ありがとうございます!

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