こんにちは、ぐぅです。
今回はWebデザイナー・グラフィックデザイナーとは
どのような仕事なのかをご紹介します。
私は2年ほど前に理学療法士を辞め、
“デザイン関係の仕事に就きたい”と思い、
求職者支援訓練の「Web&グラフィックデザイナー科」を受講しました。
正直なところ、受講し始めた頃は
Webデザイナーとグラフィックデザイナーの違いすら
ちゃんとわかっていませんでした。
現在は、初心者ながらグラフィックデザイナーとして
個人的にお仕事しております。
そのため今回の記事を、
「デザイナーに興味があるけど、どういう種類があるのかわからない。」
「Web・グラフィックデザイナーどちらになろうか迷っている。」
という方に向けて書きました。
参考になったら嬉しいです。
Webデザイナーとは
Webデザイナーとは、文字通りWebサイトのデザインを行う仕事です。
普段何気なく見ているさまざまなサイトは、そのレイアウトや配色・使用する画像など
見た目に関するものが「デザイン」されて出来ています。
そのデザインを担うのがWebデザイナーです。
縦に長く続く「ランディングページ」を
皆さんも広告などで目にしたことがあると思います。
そのような「ランディングページ」から企業などのホームページまで、
Webデザインの対象は広範囲に及びます。
また、「デザイン」をする前段階としてクライアントとのヒアリングを設け、
どのようなWebサイトにするか、どういったユーザーを想定するのか
などを話し合い、情報の整理を行います。
そのため、Webデザイナーにはデザイン力だけでなく
ヒアリング力なども必要とされるのです。
もちろん、デザインしたものをWebページに正しく反映させるための
コーディング力(HTMLやCSSなどを記述する能力)も欠かせません。
グラフィックデザイナーとは
グラフィックデザイナーとは、主に印刷物のデザインを行う仕事です。
書籍やポスター、広告、カタログ、パッケージ、名刺などの紙媒体のデザインに加え
WebサイトやCD -ROMなどのデジタル媒体のデザインを手がけることもあります。
Webデザイナーと同様に、ヒアリングによって
クライアントの希望や制作物のコンセプト、ターゲット、予算などを決めていきます。
そのためヒアリング力や論理的思考が求められます。
その他、写真やイラストなどの作成・編集に欠かせない
“Photoshop”・”Illustrator”といったアプリケーションのスキルが必須です。
また、書籍やカタログなどのデザインに特化した“InDesign”の
使用スキルが必要になる場合もあります。
配色に関する知識や、タイポグラフィに関する知識など
細かな点までデザインするための知識も求められます。
Webデザイナーとグラフィックデザイナーの違い
前述したように、WebデザイナーはWebサイトのデザインを手がけ
グラフィックデザイナーは主に紙媒体のデザインを手がけます。
どちらの職種も、デザインだけでなく
ヒアリング力や企画力・アプリケーションの操作スキルなどが求められます。
Webデザイナーが扱うWebサイトでは、アニメーションをつけたり
ボタンをクリックした時の「動き」を考えることも必要です。
操作性や見やすさなども考慮してデザインを行わなければなりません。
対してグラフィックデザイナーが扱う紙媒体には「動き」がないものの
制作物の大きさが多様で、用途に合わせてレイアウトやフォントなどを
考える必要があります。
まとめ
Webデザイナーとグラフィックデザイナーは、
デザインをする対象が「Web」と「紙媒体」という点で
大きな違いがあります。
一方でどちらもデザイン力やヒアリング力、ソフトウェアスキルなどが
求められるという共通点もあります。
それぞれ役割が違うので、
自分のやりたい事と仕事内容をすり合わせて、
Webデザイナー・グラフィックデザイナーを目指していけると良いですね。