理学療法士はデイサービスでどんな人と関わるのか?

こんにちは、ぐぅです。

今回はデイサービス(通所介護)で働く理学療法士が

どのような職種のスタッフと関わっているのか

ご紹介したいと思います。

今は病院で働いているけど、デイサービスで働くことにも興味がある

デイサービスではどんな人と一緒に仕事をするんだろう?

という方に向けて書いています。

一例として参考になれば嬉しいです。

【理学療法士】デイサービスでの働き方とは?

デイサービス内で関わる職種

多職種連携のイメージ画像

デイサービスでは以下の人員の配置が義務付けられています。

必要な人員

・管理者

・生活相談員

・看護職員

・介護職員

・機能訓練指導員

デイサービスにおいて、理学療法士は「機能訓練指導員」として勤務します。

同じ「機能訓練指導員」として勤務する職種には、

作業療法士・言語聴覚士・看護師・柔道整復師などがいます。

施設内では機能訓練指導員として、管理者や生活相談員、看護・介護職員と

連携しながら運営を行います。

管理者や介護職員には、特に必要となる資格がないため

時には理学療法士から介護職員へ、

介助指導や運動についてのアドバイスなどを行うこともあります。

デイサービス外で関わる職種

杖を持って車に乗っている高齢者の方の画像

デイサービス外部で関わる職種には、以下のようなものがあります。

・ケアマネジャー

・介護・福祉用具業者

・市役所職員

・ご利用者様が利用されている他の施設のスタッフ

なかでも、ご利用者様の担当ケアマネジャーとは連絡を取り合う機会が多いです。

ご利用中の様子は、1ヶ月ごとにまとめてケアマネジャーへ提出するのですが

早急に報告した方が良いことや、気になることがあれば

タイムリーに電話などでやりとりをします。

介護・福祉用具の業者の方とは

ご利用者様の杖や車椅子、靴などの選定を一緒に行うこともありました。

気になる器具や福祉用具を、デイサービスで試してから

レンタルや購入をされるご利用者様もいらっしゃいます。

介護のイメージ画像

私が勤務していたデイサービスでは、

市が行う、地域住民に向けた介護予防事業などにも関わっていたため

管轄する市職員の方ともやりとりする場面がありました。

また、ケアマネジャー以外にも

ご利用者様が利用されている別の施設・サービスのスタッフ

時にはかかりつけ医とコンタクトを取ることもあります。

病院には医師・看護師・医療相談員などが配置されているため、

何かあればすぐに相談をしたり、

必要があれば院内で検査などができますが

デイサービスには医師がいません。

医療器具も限られたものしかありません。

その場でできることは限られているため

普段からご利用者様の様子を注意深く観察し、

他職種と密に連携をとっておく必要があるのです。

その他に関わる方

その他に関わるのは、以下のような方々です。

・地域住民

・ご利用者様のご家族

地域住民やご利用者様のご家族と関わる機会も多くあります。

私の勤務していたデイサービスでは、地域住民を対象としたサービスなども行っていたため

施設周辺にお住まいの、介護認定を受けていない高齢者の方と関わる機会もありました。

病院よりもデイサービスの方が、施設外の高齢者の方と関わる機会が多いように感じます。

ご利用者様のご家族とは、連絡帳やデイサービスの送迎時の会話で

やりとりをすることが多かったです。

その日のご利用者様の様子などをこちらから伝えたり、

ご家族から、ご利用者様のおうちでの様子を教えて頂き、情報交換を行っていました。

まとめ

介護のイメージ画像

デイサービス内では、管理者・生活相談員・看護職員・介護職員などと関わります。

施設外ではご利用者様の担当ケアマネジャーや、別のサービスのスタッフ、

医師・市の職員などとの関わりがあります。

「他職種と連携し、ご利用者様を包括的に支援していく」という点では

病院と大きく変わりませんが

デイサービスでは、ご利用者様の拠点が基本的に「自宅」にあるため

自宅での生活を含めた広い視野で、周囲が連携する必要があります。

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